人を利するということ

僕はお坊さんです。30代。

 

今日、電話で連絡が取れない檀家さんのお宅に伺ってみたら留守。恐らく施設に入られたよう。

 

借家にお住まいで、見たところあまり裕福な生活を送られていたようでは無く、お一人でお住まいでお寂しい思いをされていたのではないかと推察する。

 

もっとお坊さんがお寺の外に出て活動できるようにならないと。何年も前から言われていることだけれど、出来ていない自分。

 

もっともっと人の心を救いたい。何が出来るのか、もっともっと考えて、動いて、ハマって、もがいて。

 

維摩経というお経に出てくる、維摩居士という人物の病は生きとし生けるものの病を思うが故に自分も病に苦しんでいるのだと。

 

ここでいう病は煩悩からくるもの。

 

激しく共感してしまう。でも、自分は患ってなどいられない。一歩一歩進んでいく。

 

日々感謝☆